3月25日(金)総合防災訓練を行いました。職員が手薄な平日の時間帯に火災が起きたと想定しての避難誘導訓練です。
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▲火災が発生したことを館内にアナウンス。
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▲貸館のご利用者に職員が避難を呼びかけました。
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▲火災現場を発見して初期消火を行います。
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▲貸館の利用者に[立位・移動不可の方][立位可・全盲の方]がいました。事前に周知していませんので、職員のその場での判断力や柔軟な考え方が試されます
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▲職員は車いすが必用と判断したようです。
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▲職員が消防署に通報。
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▲トイレなど逃げ遅れた人がいないか確認し札を「確認済み」にしました。
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▲立位可・全盲の利用者(職員が担当)の避難。
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▲立位・移動不可の利用者(職員が担当)の避難。
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▲逃げ遅れた人がいないか最終チェック。
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▲避難完了。駐車場に集合して点呼確認。
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▲南消防署大岡出張所長から講評をいただきました。
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▲その後、職員は煙体験
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▲真っ白で何も見えないという怖さを体験・実感しました。

想定していた避難誘導にかかる時間の15分を大幅に上回る8分という時間で避難を完了。

南消防署大岡出張所長からも全体的によくできていたと評価していただきました。講評では避難の際に注意することとして「お・か・し・も」と覚えてくださいとのこと。【お:押さない】【か:駆けない】【し:しゃべらない】【も:戻らない】ということです。

また職員からの反省では、
・多目的ホールの倉庫の確認漏れがあった。
・ヘルメットの着用を忘れていた。
・全体的に声が出ていない。
・駐車場まで誘導した後、人手が足りないため施設内に戻ったが適切だったのか?(消防署からは「戻らない」と言われた)
・自分たちだけでやろうとせず、周りの応援を要請することが必要。
・動揺してしまい、無駄な動きが出てしまった。
などの反省が上がりました。訓練してみるといくつか問題点がみえてきました。

避難誘導される側の職員がいる、ということは事前にわかっていましたが、全盲の方や動けない方がいるというのは知らされていませんでした。

実際の災害では想定していないことが起こりますから、今回のような訓練は有効だと思います。もしものときに備えて日頃から備えておくことの重要性を実感する訓練となりました。

訓練にご協力いただいた、ご利用サークルの皆さん、南消防署大岡出張所長、ありがとうございました。






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